「プロテインを飲むと太るんじゃないか…」
そう思って、ずっと避けてきた方も
多いのではないでしょうか。
結論から言うと、それは誤解です。
ただし、飲み方によっては
本当に体重が増えることもあります。
その分かれ道がどこにあるのかを、
トレーナーの視点で整理していきます。
プロテインで太るかどうかは「カロリーバランス」で決まる
太る・痩せるを決めているのは、
プロテインそのものではなく、
1日の摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。
プロテイン1杯はおよそ80〜150kcal。
普段の食事に上乗せして飲めば
当然カロリーは増えますが、
「足りない分を補う」使い方なら
太る心配はほとんどありません。
むしろ筋肉を守り、
代謝を維持するサポートになります。
「体重が増えた=太った」とは限りません
体重計の数字は、筋肉・脂肪・水分を
すべて合わせた総量です。
数字が増えたからといって、脂肪が増えたとは限りません。
筋肉は脂肪より密度が高いので、
同じ体積でも重くなります。
見た目は引き締まってきているのに
体重だけ増えるというのは、
現場でもよく見る光景です。
体重だけを見るのではなく、
体脂肪率・ウエスト・鏡に映る体型を
セットで確認してみてください。
運動しない日にプロテインを飲んでも大丈夫?
よく聞かれる質問です。
答えは「飲んで大丈夫」です。
プロテインは筋トレ専用のものではありません。
タンパク質は筋肉だけでなく、
皮膚・髪・ホルモン・免疫・内臓など、
体のあらゆる組織を作る材料です。
運動していなくても、
これらは毎日つくり替えられています。
つまりタンパク質は、
動かない日にも消費され続けています。
ただし運動しない日は
消費カロリーが少なくなるので、
飲む量と食事全体のバランスを
意識しておくと安心です。
1日に必要なタンパク質の目安
一般的な目安は、
体重1kgあたり1.0〜1.5gです。
体重60kgの方なら、
1日60〜90gが目標になります。
食事だけで摂り切れているかどうか、
一度振り返ってみてください。
意外と足りていない方が多い印象です。
→ タンパク質は1日どれくらい必要?体重別の目安と増やすコツ
太りにくいプロテインの選び方|糖質と脂質を見る
同じ「プロテイン」でも、
1杯あたりのカロリーには
かなりの幅があります。
・体重管理向け:100〜130kcal前後
・一般的なホエイ:100〜150kcal前後
・ウエイトゲイナー系:200kcalを超えるものも
意図せず太ってしまうケースの多くは、
目的に合わないタイプを選んでしまっていることが原因です。
パッケージの宣伝文句ではなく、
栄養成分表示のタンパク質量・糖質・脂質を
自分の目で確認する習慣をつけてください。
ざっくりした選び方の軸としては、
・カロリーを抑えたい:WPI(乳糖と脂質を除いたホエイ)
・腹持ちを重視したい:ソイ(大豆)
・運動後の補給が目的:WPC(一般的なホエイ)
このあたりが目安になります。
→ 初心者向けプロテインの選び方|ホエイ・ソイ・スープ系の違い
何で溶かすかで、1杯のカロリーは100kcal変わります
意外と見落とされがちなのが、
何で割るかという問題です。
・水:追加カロリーなし
・牛乳200ml:約130kcal追加
・無脂肪牛乳や無調整豆乳:約40〜60kcal追加
毎日1杯を1か月続けると、
水と牛乳では約4,000kcalの差。
脂肪に換算すると、
おおよそ0.5kg分に相当します。
味が物足りないと感じるなら、
無脂肪牛乳や豆乳という
中間の選択肢もあります。
ここは地味ですが、よく効きます。
プロテインが活きるタイミング
・朝食代わり、朝の補助
時間がない朝でも
タンパク質を確保できます。
・間食の置き換え
お菓子をプロテインに変えるだけで、
1日のカロリーが整いやすくなります。
・運動後
体がタンパク質を
必要としているタイミングです。
一方で、就寝直前は
その後の活動量がほぼゼロになります。
夕食が遅くなった日は量を控えめにするなど、
少し調整してみてください。
プロテインバーは太る?固形タイプの注意点
手軽さで人気のプロテインバーですが、
これは製品による差が非常に大きい
カテゴリーです。
・ダイエット向け:1本100〜150kcal
・エネルギー補給向け:1本200〜300kcal
チョコレートでコーティングされたものは、
お菓子に近いカロリーに
なることもあります。
選ぶときの目安は、
タンパク質15g以上・糖質と脂質が控えめなもの。
「プロテイン」という名前だけで
安心しないことが大切です。
よくある質問
運動しないでプロテインを飲むと太りますか?
1日の総摂取カロリーが
消費カロリーを超えていなければ、
太る可能性は低いです。
心配な方は、食事の一部を
プロテインに置き換える形にすると
カロリーが増えません。
夜にプロテインを飲むと太りますか?
時間そのものより、
1日の合計量のほうが影響します。
ただし就寝直前は消費が少ないので、
夕食が遅い日は量を減らすなど
調整すると安心です。
プロテインで食事を置き換えても大丈夫?
1日1食までにしてください。
プロテインにはビタミン・ミネラル・
食物繊維がほとんど含まれていません。
すべてを置き換えてしまうと、
栄養が偏ってしまいます。
僕が使っているREYSプロテイン|ホエイとソイの使い分け
個人的に長く使い続けているのが、
REYS(レイズ)のプロテインです。
余計な甘さが少なく、
毎日飲んでも飽きないところが
気に入っています。
普段のベースにしているのがWPC(ホエイ)。
吸収が速いので、
朝やトレーニング後に向いています。
タンパク質含有量もしっかりしていて、
コスパも良好です。
▶ Amazonで見る|REYS WPCプロテイン ビタミン7種配合 オレンジ風味
そして、この記事のテーマである
「太りたくない」という方に
使いやすいのがソイ(大豆)のほうです。
植物性なので吸収がゆっくりで、
腹持ちが良いのが特徴。
夕方の空腹をしのぎたいときや、
間食をお菓子から置き換えたいときに
役割を果たしてくれます。
僕も体を絞る時期は、
夕方の1杯をソイに切り替えています。
チョコレート風味なので、
甘いものが欲しくなる時間帯の
ちょうどいい着地点になりますよ。
▶ Amazonで見る|REYS ソイプロテイン ビタミン7種配合 チョコレート風味
「太りそうだから避ける」より「上手に使う」へ
プロテインは特別な魔法ではありませんし、
飲むだけで太るものでもありません。
食事の中で足りていないタンパク質を、
手軽に補ってくれる食品です。
太るかどうかを分けていたのは、
プロテインそのものではなく、
1日の総カロリー・何で割るか・どのタイプを選ぶかという、
使い方の部分でした。
避けるより、賢く使う。
その視点に切り替えるだけで、
日々の食生活がぐっとラクになりますよ。
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。


コメント