ダイエットを始めると、多くの人がまず意識するのが体重の数字です。
毎朝の体重計で一喜一憂し、少し増えれば落ち込み、減れば安心する。
その気持ちはすごくよくわかります。
僕自身も昔は数字ばかり追いかけていました。
でも、トレーナーとして多くの人の身体を見てきて強く思うことがあります。
「体重は“ただの数字”であって、見た目や体型そのものを表しているわけではない」
ということです。
たとえば、
・昨日より1kg増えた
・先週から1kg減った
という変化があったとして、その差がすべて「脂肪の量」だと思ってしまう人はとても多いです。
しかし実際は、
水分・筋肉量・消化物・ホルモンの影響・睡眠時間・ストレスなど、
体重が変動する要因は非常に多く、ほとんどが“見た目とはあまり関係のない部分”
一日の中でもで1〜2kg変わるのは普通のことで
むしろ、毎日体重が全く変わらない方がめずらしいくらいです。
だからこそ、
毎日体重計に乗ること自体は習慣として良いとしても、
数字に気持ちを左右されない工夫が大切です。
そのひとつとして、僕がおすすめしているのがアナログ式の体重計を使うことです。
アナログ体重計をすすめる理由は2つあります。
① 電池不要で経済的
置いておくだけで使える手軽さが、毎日の習慣化につながります。
② 数字に惑わされにくい
デジタル式と異なり、針が大まかに示す「ざっくりした数値」は、
体脂肪率などの細かい数字を気にしすぎるのを防いでくれます。
家庭用で計測できる体脂肪率はあくまで目安。
細かい変動に落ち込む必要はありません。
見た目を変えるのは「体脂肪」と「筋肉量」
では、見た目が変わる要素は何かというと、
体脂肪の量と筋肉の量です。
体脂肪は短期間ではほとんど増減しません。
1kgの脂肪をつけるには約7,200kcalの余剰が必要。
逆に1kg落とすにも同じだけのマイナスが必要です。
つまり、昨日の夜に食べすぎたからといって、翌朝1kg脂肪が増えることはありません。
増えているのはほぼ100%、
水分・塩分・腸内の内容物です。
「体重は変わっていないのに、なんだか細く見える」
「体重は落ちたのに、見た目はあまり変わらない」
こうしたことが起こるのは、
体重と見た目は別物だからです。
筋トレを始めると“体重が落ちにくい”
トレーニングを始めた方によくある悩みが、
「食事も気をつけて運動もしているのに体重が全然減りません…」
というもの。
実はこれ、
とても良い反応。
筋トレをすると、筋肉が少しずつ活発に働くことで水分を蓄えます。
さらに、筋肉量がわずかに増え始めるため、
体脂肪が減っても体重が横ばいになることが多いんです。
でも鏡を見ると、
・ウエストが締まった
・姿勢が良くなってスッキリ見える
・服のフィット感が変わった
など、体型は確実に変わっていることがよくあります。
トレーニングを2ヶ月以上続けていても
体の引き締まりを感じないという場合は、
食事でタンパク質の摂取量を見直してみてください。
タンパク質不足については
→ こちらの記事で詳しく解説しています。
「タンパク質が不足するとどうなる?症状と食事での増やし方」
数字に振り回されないことが、綺麗になる近道
目標が「見た目を整えたい」「引き締まりたい」であれば、
チェックするべきは以下のようなものです。
・鏡で見たシルエット
・服のゆとり
・ウエストやヒップなどの周囲径
・姿勢の変化
・写真での比較
・日常の動きやすさ
これらは体重よりもずっと正確に、あなたの身体を教えてくれます。
もちろん、体重計を使うこと自体は悪いことではありません。
大切なのは、体重=見た目ではないと理解しておくこと。
もちろん、
体重計を使うこと自体は悪いことではありません。
大切なのは「体重=見た目ではない」
と理解しておくこと。
そして、細かい数字に気持ちを引っ張られないようにすること。
そのためにも、シンプルなアナログ体重計はとてもおすすめです。
タニタ 体重計 アナログ 肥満度判定付き HA-552-SV(シルバー)
毎日使うものだからこそ、シンプルで長く使えるものを。電池交換不要で置くだけOK。
数字に振り回されて
「ああ、増えた…もうダメだ」
と落ち込む必要はありません。
見た目が変わっていないように思えても、
体内では確実に変化が起きています。
大切なのは、昨日より少しでも体を大切にしてあげること。
その積み重ねで、必ず見た目は変わります。
焦らず、コツコツ、淡々と。
そのペースが最も確実で、美しく変わる道です。
※本記事にはAmazonアソシエイトリンクが含まれます。


コメント