「姿勢を良くしなきゃ」という意識は素晴らしい。
でも頑張りすぎて、
逆に体を緊張させてしまっている方が
けっこう多いのです。
NG例①胸を張りすぎる
姿勢を良くしようとして、
胸をぐっと張り、背中を反らせていませんか?
一見きれいに見えますが、
実はとても疲れる姿勢です。
腰が反りすぎる、肋骨が前に突き出る、
腹筋が働きにくくなる——
この状態が続くと腰への負担が増え、
腰痛の原因になることもあります。
良い姿勢は「力を入れて作るもの」ではありません。
NG例②「良い姿勢=一直線」だと思っている
耳・肩・腰・くるぶしが一直線——
これは姿勢の一つの目安です。
でも無理に一直線を作ろうとすると、
体のどこかに無理が出ます。
良い姿勢とは、
自然に立っていて楽な状態で
アライメントが整っている姿勢です。
「座骨から背骨が体の中心を通り上に伸びて、
一番上にふわっと頭が乗っている」
そんな感覚で立ってみてください。
合唱のときに言われた
「頭から糸が伸びて吊るされるような感じ」
それに近い感覚です。
NG例③常に意識し続けようと頑張る
一日中「姿勢を良くしなきゃ」と
意識し続けること——これはかなり疲れます。
姿勢は意識で保つものではなく、
体の使い方の結果です。
意識しすぎると常に緊張状態になり、
逆に肩こりや疲労につながります。
深く楽に呼吸ができる、力まない、動きやすい——
これが、本当に良い姿勢のサインです。
じゃあ、どうすればいい?
おすすめはとてもシンプルです。
深く呼吸できているか、
どこかに力が入りっぱなしじゃないか、
立っていて楽か——
この3つを、たまにチェックするだけでOKです。
ただ、自分の感覚だけで体の歪みを認知するのは
正直かなり難しいです。
余裕があれば整体やピラティス、
パーソナルトレーニングなどに通い、
「これが本来あるべき正しい姿勢」という感覚を
一度体で覚えてから自立していくのが
ベストだと思っています。
→ 姿勢の歪みが将来の関節痛を招く|インナーマッスルと体の使い方の大切さ
→ パーソナルトレーニングが向いている人・そうでない人〜正直な視点から考える〜
力を抜いた姿勢がいちばん長く使える
姿勢を良くしようとして力を入れすぎると、
体はかえって不安定になります。
力が抜けている姿勢こそ、
一番長く使える姿勢だと思っています。
頑張りすぎず、
少しだけ体の感覚に目を向けてみてください。
それが、将来の不調を減らす第一歩になります。


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