最初の目的は「痩せたい」で構いません
初めてお会いする方の目的は、
ほとんどが体重や体型の話です。
「あと5キロ落としたい」
「昔の服を着られるようになりたい」
入り口としては、それで十分です。
ただ、続けている方を見ていると、
その目的が途中で
変わっていくことがよくあります。
3〜4ヶ月目に起きる変化
個人差はありますが、
だいたい3〜4ヶ月あたりで
話される内容が変わってきます。
体重の増減に動じなくなる
定期的に計測をしていても、
数字が少し増えた日に
落ち込まなくなります。
体重は水分や食事の量でも
動くものだと理解されるので、
一回の数字ではなく
流れで見るようになります。
「調子がいい」と言うようになる
・階段が苦にならなくなった
・朝起きたときが楽になった
・体重はそこまで変わっていないけれど
なんだか調子がいい
こうした言葉が増えてきます。
体は、見た目より先に
「動かしやすさ」から変わります。
数字に出る前の変化を
自分で感じ取れるようになった
サインだと思っています。
目的が「予防」に変わる
そして最終的に、
多くの方がこう話されます。
「将来、不自由な体になる前に
今やっておきたい」
食事を整えるだけでは
筋肉は維持できないこと、
そして筋肉を残しておくことが
10年後、20年後の生活の質を
決めることを、
体感として理解された状態です。
体重だけを追い続けると苦しくなる
逆に、体重の数字だけを
見続けている状態は、
どうしても苦しくなります。
体重は思い通りに動きません。
評価軸がひとつしかないと、
うまくいかない期間が
そのまま「失敗」に
感じられてしまうからです。
体調、動きやすさ、睡眠、気分。
評価する物差しが増えるほど、
運動は続けやすくなります。
目的は途中で変わっていい
ダイエットのために始めた運動が、
健康を保つための習慣に変わる。
私はこれを、
とても良い変化だと考えています。
体重を落とすことがゴールだと、
達成した時点で終わってしまいます。
けれど健康を保つことが目的なら、
その習慣は一生続いていきます。
体重が変わらない時期の意味については
「体重が変わらなくても運動に意味はある」で詳しく書いています。
将来の生活と健康習慣の関係は
「健康習慣は家族の未来を守る」もあわせてご覧ください。
今の目的が「痩せたい」でも、
まったく問題ありません。
続けているうちに、
目的のほうが変わっていきます。


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